2011ライトエロ投票結果②

1票(コメントのみ)

レイズデイズ/椋蔵
短編シリーズ三つあわさったもの。キャラの繋がったご当地青春ラブストーリー。顔面偏差値平均以下の女性が時折みせる神がかった色っぽい顔、女がマジで泣いている時の迫力あるツラ。腕を回した途端甘えてくる女の習性、女の上目遣いは意外に凛々しい、エロ漫画に出てくる連中の髪型は全員おかしいこと。ヒステリー・・・より時々スイッチが入ったような女のハイテンション、ガチSEXの時の女のダイナミックな身体の動かし方。テンポのよさなんかクソ食らえ。余白をたっぷり使ってやるetc・・・椋蔵の正論は胸がスッとして気持ちがいい。色々なことを思い出させてくれる。男の見たいシチュエーションを余すところなくやりぬいた。持ち味が300%出てる。映画監督や写真家にならず、エロ漫画家になった甲斐があったな、椋蔵。夏またリア充達の海岸スワッピング描いてくれよ。

いんデレお姉さん/大見武士
読者投稿物。佐倉ちづる編が良かった。

C- 黒咲練導作品集/黒咲練導
放課後プレイの人の、エロ雑誌では非エロなのに女性向けコミックのこっちはガチエロでしたオムニバス本。この全体を漂う黒さはF4Uに似たものを感じるが、あちらがインモラルな黒さなのに対して、こちらは病的な黒さ。相思相愛でありながらこの黒さと緊張感から醸し出されるエロスは魅力的。上向きのツンツンオッパイや、局部を見せず1ページ大ゴマで机の上の彼女を貫きガタガタガタ等、絵面でエロスを追及している感じが良い。女性向けだし、エロ描写も少ないし、地雷はあるしで入れるか迷ったけれどこのエロは捨てがたいということで一票。

ちょいM美々子さん/辰波要徳
夫が単身赴任中の人妻さんとバイト先の従業員達とのHライフストーリー。淫乱Mな美々子さんが色んな場所でおっぱいを晒してHするという単純な話だが、熟れた人妻おっぱいの描写は素晴らしく、マイクロビキニからこぼれるおっぱい、エプロンの横から出されたおっぱい等、どのコマをとっても見栄えする。時折見せる凛とした表情や、休日に見せるアンニュイな表情など大人の顔を見せるときもあれば、Hにはしゃぐ可愛らしい顔を見せたりと、 ヒロインのキャラクターも魅力的で、ただのおっぱいマンガになっていないのも良い。

Cheers! (10)(11)/チャーリーにしなか
十人十色の社会人チア部の面々と、そのマネージャーのあげちん主人公との取っ替え引っ替えローテーションストーリー。数巻前にヒロイン達に対してリライトが行われ、双子のアイドル、後ろOKキャプテン等ビジュアル、シチュエーションともに華やかになった。そんな中現れたライバルチア部のマネージャー実籾さんは最も個性的で、主人公の劣情から敬愛するキャプテンを守るためと称して自分に襲い掛からせるお膳立てをする屈折したドM。巧みに主人公を誘い、激しく突かれながら連載至上最低のアヘ顔を晒す様はとても嗜虐心をくすぐる。他にも色々バリエーション豊かで楽しい作品

やわらかいカラダ/胡桃屋ましみん
むっちりした女の人のエッチなやつ。こってりしていて、エロ漫画と消し以外遜色ないところがいい。

アイあるセカイ/尾野 けぬじ
ラブラブな話ばかりでそういうストーリーも含めたところが良い。腹筋あたりの描き方がいい。

バーディバディGO!!/尾崎 晶
貞操観念低めの大人の女の人がエロいことをする話。明るくエッチなのがいい。

薔薇西洋館(1)/中村卯月
2011年、ライトエロで一番お世話になった作品。ぶっちゃけ買ったときはそれほど期待してなかったんだが、読んだらモロ俺好みの内容で「買ってよかった……ううっ…………ふう」と抜きながら思った。この漫画を読んで、俺が小学生の頃に何かで読んで(観て?)すげー興奮した女の人の「服装」を思い出せて嬉しかった。「ガキの頃の俺は、こういう格好の女の人を見てムラムラしたんだよなぁ(笑)」って。ちなみに、その「服装」というのは、この漫画の第8話の回想シーンで月夜子さんが着ているもので、胸元が大胆に開いたトコがたまらん。2巻も楽しみ。

あいのうた/愛染五郎
絵がシンプルで可愛い。しかもちゃんとエロいのでかなり気に入ってる一冊。どのエピソードもHシーンはあっさり目で、ヌくには物足りないかもしれないけど、シチュエーション萌えというか「ああ、こういうHしたいなぁ」という妄想で楽しめた。この作家さんにはもっと本格的なエロを描いてほしい。

僕のヨメにならないか!/ポン貴花田
メインの明穂も良いが、未亡人の美奈子が1番良かった。

あきそら(6)/糸杉柾宏
最後までよくがんばりました。都条例なんぞクソくらえ。作者にはこれからもがんばってほしい。

世界がケーキになる確率/榎木知之
榎木はデビュー時からずっとチェックしてたんで・・・2冊目となる今回は完全に作風や絵柄も固まった時期以降の作品集めたものやね。個人的には、デビュー初期の頃ので収録漏れの作品に3~4光るモノがあるんで、次こそはその辺サルベージしてほしいな。

櫻田さんと僕の事 (2)/前田千石
下宿先の管理人は未亡人で、二人一つ屋根の下ラブストーリー第二巻で最終巻。バイト先オーナーの逆レイプコメディを挟みながら、ヒロイン櫻田さんの、前夫と主人公への想いの移り変わりが丁寧に描かれていく。嫉妬してむくれたり、言い訳しながらも下着エプロンで誘惑したりと、逐一可愛らしい櫻田さんとのHは、物語が進むに連れて激しさを増し、絶叫しながら立派なおっぱいを乱して、いやらしい姿を見せ付けてくれる。兎に角櫻田さんが可愛くて癒されて、物語も気持ち良く纏まった2011ライトエロのベスト。

だいすきっ-ひかるとさくら-/月石
月石、ほんわかレズを男性向け雑誌(ヤンコミ)で執筆依頼した編集長にまず感謝。同人の頃からずっと追いかけてるが、商業でも変わらぬノリでよかった。

NIGHTMARE MAKER(3)(4)/Cuvie
まあ儲なので。毎年投票してますな。寝てるところのレイプはひどい話ではあるけどエロかったです。
逆に茅野先生がマンネリ化してきたというかなんというか…

一緒に暮らすための約束をいくつか(1)/陸乃家鴨
こっちはさらにエロか?って話ですが、まあ一応Hシーンはあったしなぁ。そろそろ最終章ですが、あまりH方面の展開がなさそうなのがちょっと残念。

My Pure Lady(10)(11)/八月薫、とみさわ千夏
単行本一冊あたりのHシーンは1~2回程度しか入ってないがそれらがやたらと長尺で、数話に渡って愛撫だけってのも珍しくないあたり他の追随を許さないというか。なんか投球がキャッチャーに届くまでに数分かかる某名作野球アニメとか、ゴールに近づくと1話あたり20メートル程度しか進まない某駅伝漫画っを髣髴とさせるもんがある。ちなみに昨年末には12巻も出たが斜め下の方向に行ってしまったのでパス。

パパはちんぐる/多田イサム
なんだろう。絵的には古臭くしつこい感じで内容的にもベタでダサダサなのに妙に使えるという。
特に9話のけいこさんがヨイ。

次点

・2×2ゲーム/そよき(2レス)
・クラスめいと/みこくのほまれ
・熱愛 生徒会!/美波リン
・体感あらかると/由河朝巳
・いわくつき!都恋荘/きくぢん
・背徳婦人/ふじいあきこ
・恋人/大朋めがね

・ひめごと/東雲龍
柔らかすぎる描線を引き締めてほしい。線の多い本番をすっきりさせてほしい。くびれ、ってか下乳をしっかりしてほしい。 そしたら抜けるのになぁ・・ということを前から思ってて、ライトエロという世界でそれがついに叶った。中身は学園もので眼福レベル、なんだけどベストワーク「神篭りの少女」に次ぐ。漫画としてうまく行っただけに、次がない(誌休刊)のが残念。恵里菜(男なんて汚らわしいですわ!)のくやしいビクンビクンをもっとずっと長く見たかった。この作品の裸の流線形をどうか忘れないでほしい。

・迎撃商店街 1/堀博昭
ライトエロとして見ると選から漏れるが、ゴリ押しの小ネタでたたみかけるのは、かつてのワニ時代のノリを彷彿とさせてくれて面白すぎるw

・一緒に暮らすための約束をいくつか 1/陸乃家鴨
エロ描写も多少あるけどエロの括りで捉えずに純粋にストーリー部分だけでしっかり読める作品なんで、コレもあえて別枠で。今週の週漫より連載再開してあと数回で最終回なんで、どう締めるか楽しみ。

・愛恋千鳥 1,2/ジェームスほたて/少年画報社
1巻が有害図書に指定されちゃったので、話が縮小したんだよね、おそらく。それが非常に残念です。最新作はちょっと抑え気味なんだよなぁ。

・月刊哀川編集長 3,4/大見武士/少年画報社
結局哀川さんは寝取られないままいくんだろうか…まあ崩れたら修復は難しそうな気はしますが。

・Cheers! 10,11/チャーリーにしなか/双葉社
10巻は特にキャプテン祭りでよかったです。メンズヤング休刊で移籍先が発表されてないんだよな。どうしたものか。

・僕の彼女がエロい訳 2/矢凪まさし/双葉社
・おふらいんげーむ 5/えむあ/双葉社
こちらもメンズヤングの定番。僕の…は休刊号で終わるらしい。おふげはピザッツSPで続くんだっけな。おふげは思った以上に続いてるよなぁ。

・湯~っくりシてね 1/板場広志/竹書房
明るいエロがなかなかいいです。不動産の方も似たような感じかな。

・あきそら(6)/糸杉柾宏
ラストに向けて畳み掛けるようにシリアス化するってのはいかがなものか。でも最も読み応えがあったのはあとがき漫画だったりする。

総評

◇毎度同じく複数回使ったもののみ。発売日順。コスパってことをいうとこいつらはとんでもない。殺しに来てるってこういうことよね。近況。TSUTAYAコミックレンタルでライトエロを読めると気がついた。(後で調べたけどこれがゲオだとダメらしい)前から存在したんだろうけど、こんなに大規模大多数だった?3,4年かけて本が積もり積もっただけ? アクションコミック名義はほとんど読めた。絶対☆は~れむももちろんあった。前田千石が最近痩せてる、ということも確認できた。哀川編集長4巻すらあった。ハルコさんの新妻レシピとおっぱいカーニバルを借りれてスゲーありがたかった。「未知数のケータイ配信より、在庫を捌けさせられる貸本規制緩和のほうを選んだのでは・・」とか頭をよぎった。(男性向けだけ、かもしらんけど)あっちと違ってなかなか(というか絶対)立ち読みパラ見できないライトエロだけど、重宝してる。今ここを見てて興味あるけどなかなか・・・って奴は近くのTSUTAYAいってみなさい。「コミック:青年(その他)」エリアに全く手付かずの本がガン首揃えて並んでるwそれで来年はこっちにも投票してくれや。

ライトエロしか購入していない俺としては、都条例の煽りを食らってメンズヤングの短編がエンジェル出版に行ってしまったのが悲しかった。というよりメンズヤング自体が…と世知辛い話はこのぐらいで。他に気になったのは「すとれんじ・ふるーつ/戦国くん」。陽気婢好きの俺には久しぶりのジョブナイルポルノで楽しめた。初出がケータイマンガのB6版オールカラーコミックスがちらほら出版されたけれど、中でも面白かったのが、日本文芸社の「1エロDK~24H快感アパート/甘夏」。値段も安くて良かった。完全な一般作で気になったのは、可愛い奥さんのおっぱいな日常を描いた、「おくさん(2)/大井昌和」あとコミックスの冒頭は必ずカラーページにしてくれて、さらにお値段安めなヤングコミックは毎度サービス精神多めで嬉しい。2012年がライトエロにとって良い年になりますように。

◇一冊しか選べなくて申し訳ない。このスレやまんが王倶楽部の「ちょっとHな作品 2011年」↓などでおさらいしたんだが、どうもピンと来るのがなかった。一回読んで終わりというのが多かった。個人的には、如月群真の続き物とかホムンクルスが描くような作品はライトエロものの良さに通じるところがあると思うので、そういう路線でも2012年に期待。

◆作家買いしてる人がこっちに流れてきた奴を買ってた。投票するときやっぱりリストがないとやりにくいね。

初参加。上で挙げた順番はたまたま本棚に並べてある順なので気にしないで。2011年の総括としては、まあそこそこ収獲はあったかなぁって感じ。個人的2010年ベストライトエロの『思いたったら乳日』(琴義弓介)を超える作品はなかったが。

◆再販とYC烈やYAのシール無しまで入れると際限ないので候補からは外してます。

◇まったく時間がなかったので、締切直前にえいやで決めました。
買って読んない本や地震で崩れて見つからない本とかあるんだよなぁ。

こちらは初投票。11年は13冊購入。マーク有りよりどうしても購入ハードルは上がる。
頑張れ作家様方!

  • 最終更新:2013-11-29 07:02:05

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード