2013総評②

5日目(金) +3人

・2013年は、既に一定の定評がある著者の2冊目以降の単行本が多く「安心して読める作品」が多かった印象を受けます。その裏返しで甲乙つけがたいものが多かったので、選考に際してはそういった定番どころをできるだけ避けてみました。とはいえやはり外しがたい方はいるもので、自分は睦茸先生です。
自分がこの世界にはまったきっかけでもありますので、これからも大いに活躍していただきたいです。
新参者ですがこれからも諸先生方の活躍を追いかけて行きたいです。モチ先生のは使いまくりましたが、そのせいで本がどこかに行ってしまい、内容の振り返りができなかったので外しました。
ロリ系は朝木貴行先生や滑空先生が良かったです。昨今修正などで風当たりは強いですが
今年は良い年になると信じ、良い作品に出会えることを心から願っています。
具体的には、へんりいだ先生の初単行本を心待ちにしております。お目汚し失礼致しました。
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・2013年は最初から最後まで、エロ規制(=修正)強化の話題に終始した年だったという印象です。
新刊スレに居て修正に関する怨嗟の声の聞こえぬ日は無かったと言えるほどです。その一方で、発売された単行本のレベルは昨年にも増して高くなったと感じます。(その証拠に、次点に挙げるタイトルの数たるや、そしてそのレベルたるや、どれも例年の投票対象レベルです。投票に足るレベルが「次点」に十把一絡げ!)ゆえに何が発売されても「修正が……」という話題に持っていかれてしまうのは、仕方のないことだとも思いますし、また惜しく悲しいことだとも思います。こんなにレベルの高い恵まれた発行タイトルたちを素直に楽しむことができない、「エロ漫画は文化」を標榜する身としては、これほど悲しいことはありません。こんな時こそ普段にも増して買い支えた方が良いのではと考えるのですが、消費者としてそれは正しいのかという自問もあり、難しく悩ましいところです。
今年はどうか、読者みんながただ何にも煩わされずに素直にエロ漫画を楽しめることを切に望みます。
(何気に難題な望みかも知れませんが)
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・今年はなんといっても心待ちにしていたヌクヌクオレンジ先生の新刊が
出たのが嬉しかったです。内容もアナル満載で期待通りでした!
他作品もハイレベルなものが多く、末永くお世話になりそうです。

2014年も皆が素晴らしいエロ漫画に巡り逢えますように。
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6日目(土) +7人

・やっぱりコアマガジン関係でエロ業界全体にきつい寒風が吹いていますね。
それでもエロ魂を持って漫画を書き続ける漫画家の皆さん、雑誌編集者の皆さんには頭が下がります。
なんとかこの状況をはねのけてエロ漫画文化をこれからも花開かせていきたい。
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・フェラ好きとしてはリアリティある男性器描写が重要なだけに
消しが強くなったのは残念でならない。エロさ大幅ダウンだよ。
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・毎日一作ずつコメントを描いていたら、どうも文体に統一感がなくなってしまったが
そもそも統一する必要もないと思い直した。エロ漫画は凄い。男性器を昂奮させるただそれだけのために
ありとあらゆる世界が、今日も産み落とされ続けているのだから。
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・エロ漫画に対して、なんだかだいぶどうでもよくなった2013でしたが、それがかえって
本当に自分の求めるエロ漫画は何か、本当にエロ漫画が必要なのかをはっきりさせることができた1年だった。結果がこの5選なんだけどね、今年は次点ピックできなかったなあ。
参加だけでもできてよかった、また来年。
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・趣味と実益2013。
抜いた順・・・で5冊決まらないところがエロマンガ大賞の面白いところ。
前回の宣言どおり下半期縛り。こうしたのは、毎年一年の後半の作品をじっくり読めてない
(夏の間ならともかく12月とか)ってことと、去年この投票終わった段階でああこりゃ今年後半に
デカい波が来るなと思ってた(らじゅうたん爆撃みたいな12月だったね)から。

エロ漫画大賞で有名になったエロ漫画が軒並みエロアニメになる不思議な現象が2013年も続いて
ガーデンとかならまだしも、紙で読むから面白いJUNK LANDまで映像化しちまうのはいくらなんでも
やりすぎだと思った。 でも去年ここで思い入れを滔々語った女子校生の腰つきとかくしデレがどっちも
OADになってすごく嬉しいな・・・ーーんだけど腰つきのほうの下巻が演劇部じゃなくって
がっかりだった。そして、細くて小顔で可愛かった妹ちゃん(表紙左)のキャラと体型が変わってて
なんか西田麻衣みたいな顔デカズンドウキャラになってたし、かくしデレは一番いいキャラが出ないまま
3巻終わった。喜べない。

自分は若手の部類に入るようなので(ところでここで何回投票すればベテランの域に入るんだろうか)
おもしろおかしくポジティブに投票する5冊を選んだ。次点の三つはもうちょっといえるけど
知られてほしいのとそっとしといたほうがいいのせめぎあいがある
(自分だけじゃなく読者全員の心の中に)から、後は各々が読んで得た感傷(誤字じゃないよ)に
任せたい。あと気になったのは、一昨年のたかやkiとか去年のHisasiとか今年ならmomiとかだけど
<青い表紙>ってこのまま、ウェディングドレスまんぐり返しみたくエロマンガ最終奥義テンプレに
なるのかなぁ。ジャケ買いを誘う手段・・・?

去年いろいろあったけど年末最後に、茜がLO(小)・Juicy(中)に続いて高校生ものの雑誌を創刊という
嬉しいニュースが飛び込んできたよね。なんだかんだでなるさわ景と有馬尽の居場所になると思う。
『よかった、ありがとう』そんな幸福感を感じながら13年は終れました。

来年の投票は「姉モノ縛り」を予定。姉への偶像崇拝が、どうもみんなとは違うようなので
それをゆってく。今年の目標は、だから今年出るすべての姉物をチェックすること
(今まで経験則からいって80冊くらいかなぁ)お楽しみに。
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・ポルノスイッチと彼女属性を入れたかったが、発売日ベースだと去年扱いの様子。ざんねん。
見直すとまぁ、オレの嗜好が丸わかりな感じで苦笑。あんまりクドい絵柄だと読んでて疲れるので
絵が爽やかな作品ばかり。しかしエロさは情報量の多さとも言えるので難しい所。
どんどんオレのストライクゾーンが狭くなってる気がするが、去年の良作の多さで無問題。
96コメ(編注:↑1コ上のコメント)さんほどのアツイ情念を持てなくなってきてるなぁ。
選んだ作品被らないし、、トシとったのかもしれんww
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・漫画作成のデジタル化が進んで、塗りの綺麗な絵が増えましたが、自分の選んだエロマンガは、
すべてがそんなキレイでうまい絵の作者ばかりではないなと、なぜか安心しました。

最終日(正午まで) +6人

・連投規制、忍法帳足らずで申し訳ありませんでした、兎に角エロ漫画に幸あれ!
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・2013年は11冊購入。実家暮らしで保管スペースが限られているため、古い本を自炊に出しては
新刊を買うという一年であった。エロ漫画こそ場所を取らない電子書籍が広まればいいのに……
2014年の期待の初単行本は、へんりいだ、清宮涼、シモさん、である。
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・スミヤなど好きな作家が複数単行本出版してくれて嬉しい悲鳴だった1年。
購入冊数も過去最高となり特に11,12月は購入を2回に分けざるを得ない程当たりが多かった。
快楽天的な整った作風に魅力を感じつつも、ちょっと刺激を求めて絵やストーリーに個性がある作品が
残った。新規開拓がおろそかになってしまった部分があるので、今年はそちらもなんとか。
ムチかわキュートな神谷ズズ・雛原えみあたりは期待してます。
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・抜き重視で選抜しました。これといった本命が無かった印象ですが振り返ってみると良作揃いな
2013年でした。修正が濃くなってしまった今、ネームのエロさや新しい見せ方で
エロ漫画を盛り上げて欲しいところです。
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・今年はいろいろと目玉となる単行本が出た年かなと思う。石恵の単行本や、桂井の白黒セットなど。
あとホムンクルスやHisasiの単行本が12月にまとめて出たり、最後までいいのが出てたと思う。
Hisasiのは前回のポルノスイッチがかなりツボだったのに対して、コア時代の古いのが多く入ってて
作風が異なるためか、思ったより個人的上位に来なかったかな。

あともう一つの話題は修正の話ですかねぇ。コアの摘発からどんどんと局部修正のチェックが
厳しくなってきました。私自身はいわゆるライトエロとかも区別なく読んでるので、
修正の大小・モザイクとかはそれほど気にしないで読めますね。まあ変に大きく消すくらいなら
最初から描かない選択肢もありだと思う。
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・積んでる本がまだ20冊くらいある気がするけど、
主だったところは読んだので多分変動はないと思う…。年内に読めなかった人たちごめんなさい…。
今年は処女単行本になる人たちも豊作だったかなー。
ぴょん吉momiコンビやdoumou、コテング、モチ、焼肉キング等々
粒揃いで二作目にも大いに期待がかかる。今年は頑張って年内中に全部読みます…

  • 最終更新:2014-01-12 20:36:11

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