2015ライトエロ投票結果②

1票

惰性67パーセント(1)/紙魚丸
◇紙魚丸も一般に行くのか…と思ったら、大丈夫、Hでした。
美大生4人の怠惰な日常のエロです。連載中です。

低反発リビドー/高野雀
◆ゼノンコミックスです。元はWEBのマンガ。
マンションに住まう人々の性癖暴露まんが。

匿名の彼女たち(3)/五十嵐健三
◇全国風俗巡りマンガ。週刊ヤングマガジン不定期連載中。
お金があればソープに行きたいけど病気怖い。

葛城姫子と下着の午後/畑田知里
◆綺麗なランジェリーを見せたいために露出するJKのマンガ。
下着は綺麗だけど、画力がいまいちなのが残念。

女なのでしょうがない(1)(2)/近由子
◇女性向だけど少年向きの講談社コミックス。WEB連載中。
女なので(男が好きなのは)しょうがないというハナシ。

人妻な彼女/ コア助
◆大見先生が淫靡な人妻を描くのがうまいとすれば、コア助先生は少女っぽさが残った可愛い人妻を描くのがうまいと思います
以前に比べると格段に画力が上がっていて、表情が硬いと感じることも無くなりました
今年のライトエロでは一番実用性高いんじゃないでしょうか
アニメ見てないでエロの皇帝目指して頑張ってください先生
今後は作者買い決定です

夜参り村(1)&(2)/ 白石なぎさ
◇地方の名家の跡取りである主人公が、世継ぎを作るまで村の中で夜這いし放題とババアに言われ
村全体公認で色々な立場の女性を手当たり次第にレイプしまくる長編
普段はヘタレのくせにひょっとこの面で顔を隠すとオラオラに豹変する主人公がゲスくていい味出してます

耳袋さんの知恵袋/めぷちん☆
◆エッチな知識の豊富な少女が織り成す純愛ラブコメディ。
物静かで黒髪めがねの本好き少女耳袋さんは、学術的性知識が好きなちょっと変わった女の子。
友人もその特殊な趣味を理解してくれず、寂しい思いをしていたが、
以前から気になっていた主人公とふとしたきっかけで話が弾み、
共に性知識の勉強をしつつ、その距離は急速に縮まって行くのだった。
と書くと健全なお付き合いをしているかに思えるが、
耳袋さんのお話は、内気な見た目に反して積極的な性知識の実践行為も含まれており、
自分の体を利用した科学的身体反応とその学術的解説のそれは、青年のねちっこい愛撫と喘ぎ混じり実況解説に他ならない。
それが片方2kg、Iカップのおっぱいと敏感な体の反応による艶かしい声色で描写され、実にダイナミズムに富んでいる。
流麗な線と柔らかな質感を表したトーンワークで描かれた双球は、重量感たっぷりでいやらしくたわわに歪む。
物語はライバルのHカップ少女とのやり取りを経て、着実にステップアップして終演を迎えるのだが、
真に二人が結ばれようとする場面でのある話し合いの一連の過程と、実に彼女達らしい結論のつけ方は、
行為の有無そのものよりも、相手を尊重しようとするその姿勢にこそ健全さを感じさせ、考えさせられてしまう。
その一方でエピローグにはマニアックなプレイが展開されるサービス精神の高さにも感服する。
普段半目で大人しそうなのに、性知識の披露となると「にぱ」っと明るい笑顔で語りだす耳袋さんのキャラクター性は、
一巻完結限りでは勿体無いほどの魅力に溢れている。

すとらいくぞーん(2)/えむあ
◇妙に後ろ向きな新人プロ野球投手の左腕と腰が唸る唯一無二のエロベースボールストーリー。
掲載誌であるピザッツ系では、女子アナ等「何故、今?」と思うような旬を過ぎた題材を扱うことが稀にあるのだが、
中身を見れば、時代に沿いながらその魅力を引き出す良作であることが多分にある。
この作品もこれに当てはまり、プロ野球投手という花形職業でありながら、
悲観的で現実的な物の見方をする主人公は、現代の世情を表していて面白く、共感を得るキャラクターをしている。
物腰の低い姿勢と巨漢で優しそうな顔と糸目(たまに開いて可愛い)が好感を呼びそうな一方、
一度ことに及べば、そのスポーツマンとして鍛えられた体を存分に使ったハードなファックが、
華奢な女性達をガツンガツンと攻め立て、のどを仰け反らせながら絶頂へと導く。
登場するヒロイン達も多種多様で、先輩投手の奥さんやマネージャー、マッサージ師と、個性豊かで華のある顔ぶれ。
基本は彼女たちのローテーションHが軸になっているのだが、そのときのストーリーの練り方が実に巧みで、
腰を痛めるため後輩に妻の相手をさせているベテラン投手とか、熟女マッサージ師と二軍監督が内縁関係だったりとか、
実際にありそうと思えるリアリティのある設定が、プロ野球選手の下半身事情を垣間見ているようで面白い。
女性陣は皆、相手がプロ野球選手という特殊な職業であるということを重々承知しており、
商売道具である体を献身的に支えるヒロイン達の姿は、その魅力を一段も二段も上げている。
メインストーリーとして、主人公には共に投球を作り上げてきた当時小学生、現高校生の想い人が居り、
彼女とのピュアなラブストーリーがある点も、この作品の大きな魅力となっている。

大きい女の子は好きですか?(2)/愛染五郎
◆北海道の大学バレーボール部を舞台にした長身ヒロイン達との日常青春ラブコメディ。
前巻であらかた喰ってしまったショタ主人公と大柄ヒロイン達との仲は何の進展もなく、
青春コメディ特有のゆったりとした無為な日常が描かれる第2巻。
一応ヒロイン全員、主人公に対する恋愛感情は持ち合わせているようなのだが、
その体格通りの奔放な性格のせいなのか性的倫理観が伴っておらず、
頻繁に服を肌蹴ては、無意味におっぱいを晒してやっている馬鹿騒ぎはもはやシュールギャグそのもの。
そんな訳で直接的なセックスシーンは激減してしまったのだが、
新キャラとして登場した主人公の元カノのこれまた大柄な女の子が横もある太ましいキャラで、
ページは少ないながらもショタ×ポチャというマニアックで迫力あるエロスを見せてくれる。
そんな中ポツポツと要所で描かれる一本の細い糸の様な主要ストーリーは、主人公と姉との禁断の姉弟愛であることが示され、
青春コメディに切ない甘酸っぱさで纏め上げて次巻へ繋ぐ。
絵的にもキャラクターの感情表現にも繊細で詳細なこだわりが感じられて楽しい作品。

にーづまお背中流します(2)/ポン貴花田
◇銭湯の経営を立て直すため、健気な新妻がHなサービスで奮闘するブラック・エロコメディ完結。
海での童貞君逆ナン4P、5Pにハプニングバーでの輪姦NTRプレイと、
相変わらずの白濁まみれの奮闘記を経て物語は遂に最終局面に突入する。
それは子供好きの妻の望みを叶える為の、種無し夫代行上客3人による孕ませ輪姦スペシャルプレイだった…。
今巻の後半は種無し夫との1on1のやり取りが大半を占め、変態クズ人間夫との行く末に決着が着けられる。
これだけやりたい放題、酒池肉林、肉欲煩悩の限りを尽くしたNTR展開が描かれていたのに、
最後は王道の夫婦純愛ものに落とし込んでしまうのはさすがポン貴花田と唸ってしまった。
とは言えエロ描写に抜かりはなくプリップリのおまんこおっぱいを使ったハードなエロスに欲情せずにはいられない。
ベテラン女流作家による、瑞々しい肢体が奏でるどぷどぷ中出し嬌声描写は、ぜひ他の作家さんも参考にしていただきたい。
そして最後の最後まで妖艶義母の活躍も取り入れてサービス精神に溢れるエロを描きつつ、
古式和風の小さな銭湯の物語として見事に纏め上げ、終焉を迎えて心地よい余韻を提供する。面白かった!

twin Milf(2)/辰波要徳
◆爆乳双子姉妹とのセックスフルな日々を描いたエロライフストーリー完結。
ヒロインの爆乳人妻ママさんは、双子の妹とアパートの階下に住む大学生の青年とによって抑圧された性を解放され、
姉妹ともども彼とのセックスライフを堪能する。
そんな折、姉の夫が有名な元プロサッカー選手だと知った青年は、草サッカーチームの男女数名共々彼に会うことになる。
展開されるセックス描写は冷め切った夫婦間の熱を取り戻すかのように激しく、性欲の赴くままに行われ、
熟れた体に実った巨乳や巨尻を縦横無尽に弾ませ、子供のいる姉の大きめの乳輪からは白い飛沫も飛び出す。
衣装も多彩でチアにOLスーツのコスプレからパツパツの上着と下着だけの野外露出プレイが展開されたり、
下着や水着は小さすぎて大事なところを隠しきれていないどころか、
ムッチリとした肉を食い込ませ、いやらしく強調する役割しか担っていない有様。
物語はよくあるエロマンガ的人妻の一時の火遊び展開ではなく、決定的な夫婦間の仲の結末が描かれる。
先述した草サッカーチームの女性陣と夫との関係がドラマチックに妻の前に露見されると、
その後の何気なく交わされた夫婦の一言三言の会話が、氷のような冷たさを持って読者に強く印象付かせる。
夫婦仲の亀裂は当初からのものなのでこの結末は当然の帰結であるのだが、
そのきっかけを作り結果的に妻の心を解放したのが、双子の妹との肉欲に溺れて過ごす日常だったというのがユニークで、
ただ男に洗脳されたかのように描かれる不倫ものでなく、
最も親密な双子という第三者の視点を入れることによって、人妻の自我を保った上での堕落として描写されている。
夫の不倫を受け入れながら人妻が見せる穏やかで澄み切った表情に不思議な余韻を最後に感じさせてくれる作品。

ぽっちゃりズム/東野みかん
◇ぽちゃった女性とギシアン・オムニバスラブコメディ増量版。
著者の前作「世界は“ぽっちゃり”に満ちている」の正統後継作で、
前作が全て1on1で純愛ものだったのに対し、今作は複数人プレイや不倫物もありとヴァリエーションが増加。
ヒロインも多彩で、お腹、お尻、太もも、更には高身長で肉付きが良かったり、胸尻が小ぶりでも見事な土偶型だったりと、
一言にぽっちゃりと言ってもその肉付きには個性があり、それらがフェティッシュで可愛らしく描き分けられている。
物語は定番のダイエットものや衣服の小ささに悩む苦悩もの等、
ヒロインを男性が全肯定して恋愛成就するコンプレックス発展型を基本にしており、恋愛漫画の王道的面白さを備える。
とは言え最もその魅力が発揮するのは濡場であり、餅と呼ぶにふさわしい柔肌の質感、重量感の表現が素晴らしく、
程よく隆起した乳首を咥えて、その餅に抱擁されながらビュゥビュゥ射精する様のエロさと言ったらない。
この作品の最大の魅力はそのぽちゃったヒロインにあることは間違いないが、
それを支える下地の漫画としての面白さが優れているのが注目すべき点で、
ぽっちゃりでなくとも著者の今後の活動に期待が高まる。

偏愛インモラる/板場広志
◆大人の女性達による少し変わった性愛模様を描くバラエティオムニバス。
非常にバラエティに富んだ作品集で、ネットアイドル、OL、隣の若妻などヒロインの職業だけでなく、
作品の扱うジャンル自体も多種多様で、正統派恋愛物からサスペンス、インモラル、コメディ、更にはホラーまで詰込まれる。
そんな中ずば抜けて異質なのがネットアイドルの実態を扱った前後編「ボクらのお姫様」で、
これまで著者が竹書房で描いてきた作品集が比較的正統な恋愛ものであったのに対し、
この短編は芳文社で描いてきた社会派ドラマもののテイストを強く打出している。
つまり、テーマとしている業種にまつわるインモラルな性を扱ったストーリーでありながら、
芳文社ではあくが強すぎるためか、モブとして主人公の目を通した第三者視点でしか描かれていなかったのに対し、
この作品ではメインヒロインとしてその裏表が激しく乖離した性格とエロスが余すことなく描かれているのである。
またその描かれ方が非常にリアルで詳細なもので、SNSの不義理な活用の様子やHの最中に他の男のグチを言ったりと、
アイドルの嫌な面をしっかり捉えて離さない。
しかしそんな彼女でも魅力を感じてしまうのは、お金のためでなくアイドルとして成功したいという向上心や、
社会的にはまったく地位の低い立場であり、レイプ同然に扱われても泣き寝入りするしかない弱さを持っているからであり、
没落を示唆するラストは、自業自得で虚構のアイドルであったとしても、それは精一杯に虚勢を張った姿だったのだとすれば、
切なくて憎めなくなってしまう。エロマンガではかなり珍しいタイプの悪女もの。

毒妻クラブ(2)(3)/真鍋譲治
◇六人の人妻の犬として働く青年の日常を描いたインモラルストーリー完結。
れっきとした亭主のいる人妻たちが青年をまるでペットのように扱い、
自分たちの都合の良い性具として躾けていく不道徳な日常が繰り返されていく。
圧倒的なのはその濡れ場の含有率で、奥様方の性の発散を描いた内容に相応しいボリューム。
キャラクター造詣はエロマンガで見受けられる属性で分けるタイプに加え、
少年誌で長く連載を持っていた著者らしく積極的に動いて物語に絡む性質も含まれてエロ以外の場面も読んでいて楽しい。
そんな見慣れた少年誌タイプの女性たちがハードなファックで乱れ、
汗を散らしながら喘ぎ絶頂する様は、そのギャップに興奮を覚えること請け合い。
色々な性格の人妻が居る中、コスプレ好きの弁護士キャリアウーマンとのプレイは、
その少年誌でのキャリアを生かした架空の戦闘ヒロインものの劇中劇があり、本当に連載していたとしても遜色ない楽しさで、
さらにそこからセルフパロディで二次創作しているかのようなエロが続くのが奇妙な読み応えがあり面白い。
物語は同じ大学の少女と同棲したり、過去に同じ犬として躾けられた青年の登場など、着実に進んで行き、
犬としての生き方に自ら向き合っていくという流れだが、本流はテニスで体を動かし汗を流すのと同じ、
スポーツ感覚の人妻たちが淫靡な遊びを共有して楽しむインモラルコメディである。

チチチチ(1)/クール教信者
◆巨乳JDとショタ風青年とのパイズリ同居生活ホームコメディ。
ネットで交流していた縁でルームシェアをすることになった二人が、
お互い性別を勘違いしていたことが発覚するも、結局青年のマンションで暮らすことになる押しかけ女房型の物語。
著者は今を時めくクール教信者で、一般誌で数多くの作品を生み出している傍ら、
ガチエロ雑誌であるアンスリウムでも連載しているのにそちらでは描かず、一般誌でエロを描く黒咲練導と同じタイプの人。
内容は各話8Pのショートストーリーで基本はラブコメディなのだけれど、
そこはヤングチャンピオン烈、スン止めだけど射精の方はスン止めしないで盛大にぴゅっぴゅする剛腕運営。
またエロの方も著者の嗜好を色濃く反映したもので、見た目は中学生位にしか見えない青年が、
年下だけど青年より背が高く胸の大きいお姉さんタイプのヒロインにえっちな事をされる完全な「あねショタ」。
内容の方もその豊満な胸を使ったパイズリ一択で、とある出来事を経て一線を越えようかという時でさえパイズリと、
彼らはパイズリで赤ちゃんが出来ると勘違いしているのではないかと心配になる程の徹底ぶりで、
ここまで徹底すると逆にガチエロ雑誌では特殊すぎて連載できないかもしれない。
この作品で他のエロコメディと一線を画する特徴が、アットホームな作風にまぎれる黒い描写で、
セーターに点々と付いた墨汁の跳ねた跡の様に要所要所で違和感を与える。
そもそもヒロインからして大学生ということ以外素性が分からず、名前すら偽名という黒さで、
妙なところに発火点があったり、些細な事でよく泣き、青年を拘束するのに親指の付根同士を糸で縛るガチなのだったりする。
他にも頑なに喋らない青年の妹や、青年の大学時代に受けたイジメ等、物語のアクセントとして面白い伏線が張られている。
大筋は軽いタッチのコメディで要所でパンチの効いた重い描写等もあり読み応えがあってバランス良く纏められている。
セリフも軽妙洒脱で面白く乳描写もグッと来る物があり、著者が人気作家であることが良くわかる作品。

斉藤さん家の妹はとっても無邪気な天使と悪魔!(1)/葵蜜柑
◇実妹そっくりの義妹ができてしまった兄妹の近親愛をテーマにした禁断の三角関係ラブストーリー。
親の再婚によって出来た義妹が双子と見紛う程に実の妹とそっくりで、二人はすぐに意気統合し、
気が強い性格の実妹と、優しい性格の義妹の2人の妹が出来た兄は、実妹の良からぬ企みに感づき始める。
兄に好意を感じている義妹は、ある夜兄の部屋で2人が禁断の行為を行っているのを覗いてしまい、
実妹に誘われるままその行為に加わらされ、実妹も兄に好意を持っていることを知ることになる。
高校生による直球の兄妹近親もの。夜な夜な行われる兄ラブな実妹のスキンシップが物語が進むにつれ過激さを増していく。
この作品の最大の特徴は、実妹の負けが確定しているその秀逸な設定であり、
一線を越えることも、子供を作ることも出来る義妹に勝つことはない。
しかしそれをものともせず、果敢に攻めに出る実妹の行動が淫靡であり、狡猾であり、そしてせつなさを感じさせる。
絶対に報われることのない実妹がどこまで攻めることが出来るのかが見所であり、エロとストーリーが見事に融和している。
実妹の気持ちははっきりしているが、兄の気持ちや実妹の狡猾さに気付き始めた義妹の気持ち等、今後の展開に目が離せない。

Cheers!(16)/チャーリーにしなか
◆毎度お馴染みあげちん主人公を取り合う麗人達の取っ替え引っ替えローテーション物語。
メンズヤング組の最後の生き残りとなった長寿作でヒロインの数も相当数に上る。
しかし基本1話1ヒロインの体裁を保っている為、登場回数に偏りはあるものの、
個性的なキャラクター設定により、他ヒロインとの差別化がきっちり行われている。
そして皆実に均等にその魅力を発揮しながら主人公を誘い、社会的向上心を持ちながらも、
体の方では主人公にリードを奪われ涙を浮かべて咽び泣く、いわゆる「いい女」に描かれる。
なのでサブヒロインという括りではなく各話登場の女性が確りメインヒロインとして立ち上がる。
女性たちだけでなく、舞台設定や衣装も気配り、パリの夜景を背にシースルーの肌着、
初詣の後の振袖を降ろした下の長襦袢、主人公の部屋でシーツに包まったまま仕事着を脱ぎ黒のガーターショーツで等、
そのこだわりはエロマンガ屈指といっても過言ではない。
物語はついに金髪ヒロインの祖母が大統領に当選し、ワールドワイドなあげちんになった主人公が、
その色恋沙汰が全世界に報道されてしまい、勤務場所を移動されることになったところで次巻に続くことになり、
まだまだ楽しい争奪戦に終わりはないみたいで少し安心。

ハンドレッドゲーム(1)/久遠ミチヨシ
◇余命100日の青年が復讐の為に屋敷に潜入するエロティック・サスペンス・スリラー。
著者の前作「あなたと私は悪くない」が、インモラルなダークストーリーだったのに対し、
今作はなんと本格的なサスペンスストーリーになっており、著者の手掛けるジャンルの広さに驚かされる。
散りばめられた伏線、唐突に挟まれる絶望的な現実、謎、そしてそれらを彩る妖艶な女性たちとの情事と、
綿密に計算されてストーリーが作られていることが良く分かる。
とある事件を切っ掛けに、その黒幕と思われる国会議員の洋館に秘書として潜入し、
その麗しい妻と体を重ね、病と戦いながら情報を集めていくという、100点満点の設定で弥が上にも期待が高まる。
そして何より重要なのが女性達とのセックスシーンであり、これが確りと描かれていることで、
命の尊さ、人の残酷さといった、人間の尊厳を描き、表すことが出来ている。
ストーリーとエロスを両立できるライトエロの強みを生かした見事な采配で、
色白好と並んで竹書房のライトエロ路線の今後を決定付ける作品となると予想される(と思ってたんだけどなぁ…)。
このジャンルでストーリーを語ると面白さが半減してしまうので、上記の設定に興味を持った方は是非。

俺だけのカノジョ/あまゆみ
◆淑やかな女性たちの静かで情熱的な愛の営みを描いた短編集。
著者が描きだす女性の特徴としてその体格が挙げられる。
胸とお尻は大きくてグラマラス、しかしスラッとしていて細いために高身長に見えるが男性と並ぶと小さく見える。
そして何より特徴的なのが骨格と筋肉で、筋肉量が少なく見えるため、まるで骨と脂肪だけで出来ている様に感ぜられる。
なので裸体を抱きしめればどこまでも指が肉に沈んで行き、そのまま骨に達して折れてしまうのではないかと不安にさせる。
そんな華奢な肉体を青年たちは優しく扱うのかと言えばさにあらず、小動物に悪戯をしたくなるような感覚で愛撫を始めれば、
それに合わせてまるで楽器のように心地よい嬌声を上げ、弥が上にもヒートアップしてしまった男性は、
今にも壊れそうな裸体をありったけの欲情をぶつける様に腰の上で跳ね飛ばし、
なんの遠慮もなくフルスロットルのまま膣内に白濁をぶちまける。
眉を下げ涙を溜めて喘ぎ泣き、嫌と確実に言っているのにどうしても喜んでいるようにしか見えないこれぞあまゆみマジック。
Mな女はこう描け、とまるで語りかけてくるような見事なマゾヒストの出来上がりである。
物語はそんな彼女たちに相応しい恋物語で、悲恋でなくともどこか物憂げなものが良く似合う。
エピローグとして最後のページに描かれる穏やかな彼女たちの表情が、味わい深く心に響く。

次点

ぽっちゃりズム /東野みかん
前作が非常に良かったのですが、今作はぽっちゃりを通り越してデヴの領域に足を踏み入れているのと
精神的に幼ないと感じるヒロインが多くて自分の好みから離れてしまったため次点。

小悪魔な幼馴染のおもちゃ /南乃映月
某レビューサイトでロータープレイが強調されていたので気になって購入
てっきりオモチャプレイ満載の変態チックな漫画かと思いきやローターが出てくるのが最初の一話だけ
その後はふつーにエッチするだけでなんだかなぁと
絵はうまくて女の子がすごくかわいいからなおさら残念で…

総評

・毎度同じく3回以上抜いたものに投票・・・どころではなく驚異的な読み応えのニセ婚でトータル15回は抜かれた。 他のものと同列に扱ってはいけない。ライトエロに籍を置く作家はみな、この次元を目指してほしい。大判の「奥さんと彼女と」のほのぼのドエロ(ロリコンが見たら泡吹いて倒れるよあの乳のバカデカさ)も十分に堪能し、冊数少ないがいい一年だった。絶はれクイーンズはたぶん来年投票する(むこうで)けど来年はこっちの投票できるかなあ・・・

・成年マークなしですみません。上記の作品面白いですから
WEB等で確認してから読んでみてください。

・えむあ氏と久遠ミチヨシ氏は完結待ち。というかハンドレッドゲームとすとらいくぞーんは読む分には面白いけどヌキに使えるかと聞かれると苦しいです。久遠ミチヨシ氏にはヒメゴトマタニティのような一人のヒロインと延々メイクラブする作品をまた描いてほしいです

・ちょっと振り返ってみたけれど、キャンドールが休刊したのが2011、メンズヤングが休刊したのが2012と、
遠い昔のような気がするけれどたった3、4年前であることに驚きを禁じえない。ライトエロ激動過ぎ。
2015年も例に漏れずで、コミックヘヴン掲載の「のぞえもん」のコミックス回収、連載休止騒動、
ピザッツ掲載コミックスの大判への移行の強化、竹書房の出版社と著作者との亀裂の露呈、
ピザッツSP休刊etc、いやんなことが多かったのは、やはり辛いなぁ。
そんな世相を反映してか、これまで比較的正当なラブコメが多かったライトエロに、ダーク系の作品が
多く発売されたのは気になる所で、しかしそれが陵辱ものではない点がライトエロらしい。
驚いたのがあの和姦ラブの大見武士までもが少年画報社でダークエロを描いたこと。
今後のライトエロがどうなる、というかどうなっちゃうのかと、期待と不安で入り混じる新年であります。
2016年は高望みはしません、ただ平穏であることを切に願う所存であります。

  • 最終更新:2016-02-02 16:30:13

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