2016一票作の魅力③

7月

人狼教室/鈴木狂太郎
●氏特有の熱血エロマンガ。性行為は戦いである。
O学生を犯しながら平然と授業をし、紳士なセリフを吐く主人公のインパクトは最優秀主演男優賞だ。
ぶっ飛んだ作品なのに最後感動的に締めるのはズルいと思います。

8月

僕は管理・管理・管理されている/紅唯まと
●一度も本番に至ってないのにこうもエロい。特に陸上部の先輩後輩カップル。
先輩が嬉々として後輩君のTNTをグリグリ。後輩君は絶倫。
先輩が無意識にデレてツンに戻るコマが個人的にはツボ。


発情いんふれーしょん?/おろねこ
●ハート目多し。ラブラブでヒロインが幸せそうで良い。
全9本だが、漏れなく2回戦ありで、わりと正常位が多いのも好み。


催眠暗示で「必ず淫靡なる」/秋月伊槻
●表紙買いした催眠物。著者の単行本は初読み。まず絵柄が大変好み。
催眠物はあまり進んで読まないんだけどこれは催眠をかけるシーンにも力を入れて描いているなぁと思った。
催眠物ではあるが過度な陵辱もなく後味も悪くない。
おっぱいも大きめだし催眠物にしては明るいエロで読みやすいおすすめの一冊。

パコパコナースⅤ/要青豆
●ここしばらく(比較的)普通のエロ漫画を描いていた著者が久々に本来の作風に回帰した一作。
やはりエロ漫画は作者の性癖を全開にして描くのが一番、と教えてくれる。無茶なシチュエーションを勢いで押し通し、
竿役たちがガンガンションテンアゲアゲ↑↑で全穴に抜き差し、フィニッシュまで突っ走るエロ運びはもはや職人芸。
女三人寄れば姦しいと言いますが、男三人寄れば輪姦るメリーゴーランドですね。何言ってるんですかね私。

スクールカースト -SchoolCaste- /おかゆさん
●性器の描き込み具合もさることながら、表情や体のラインが艶めかしいのでキャラがとてもエロく見える。
地味な子、クラスメイトの子が乱れたら… という学生時代誰もが一度は想像したであろうシチュエーションで
興奮しながら読める話を含む一冊。脇に若干の剃り残し、しかも気になってる女の子だった時の衝撃など
日常で目にすることのできる興奮要素から気持ちを高ぶらせてくれ、 本番もねっとりとした愛撫やセックス
潮吹きや撒き散らされた体液など丁寧に描かれているので無性に抜きたくなったら手にしている。
どの女の子も気持ちよさそうな表情をしているのも、自分的には好み。

じゅんむす/黒越陽
●黒越。大丈夫、覚えてるよ。だって前もオリンピックだったじゃん。次出たら投票すると4年前から心に刻んでた。
前冊2012年ってのが、スマホイヤー(iphone 4-4S)だったんだよね。どいつもこいつもスマホ持ち始めて、それでゲームし始めた。メガストア休刊とともにエロマンガ黄金時代、一旦おしまい。そこからの黒越流浪の旅。それがまさに、エロマンガ界のうねり。 (ってか業界玉突き人身事故)そんでそれがそのまま、この本の作品それぞれの作風のバラバラ具合になってるってだけ。 以下俺なりのレビュー。

主人公に純情に思いを寄せる女性がココロとカラダを全開にしてセックスする話を中心とした4年ぶり短編集。
有り余る自キャラへの愛情と作りこみ、異常な水準で気の利いた表現(と小道具。あとファッション)を
それぞれの方針それぞれの会社それぞれの<器>の表現コードになんとか合わせ10苦20苦して作った本。
属性(キャラ)を古い順からいうと
「新妻・バニー・搾乳・褐色スポーツ少女・巫女・バイト先の先輩・有名ラジオDJ・女友達とその従姉」
ある時は書き方の全く分からないウシチチを書かされ、ある時は3人にマワされる女性を書かされた。
クオリティ一定じゃないとか考えず、どれかのお題で抜ければいいな、くらいのおおらかな気持ちでこの本を楽しんでほしい。で、この本ついでに言いたいのが、ヒロイン絶頂時の足の指扱い。簡潔に言うと

 「Gイキと強姦絶頂時は足の指をギュッと(→ ←)閉じる」
 「ポルいきと純愛セックス時は足の指をふわっと(← →)開かせる」

ってこと。これ意識してやってる人ほとんどいなくって、記号的に一律に足指ぎゅっとしちゃってるのよみんな。
夏に話題なったエロ漫画、足指ギュッとしててそこで読みやめた。普段特に意識しないとこなんだけど「純愛」謳うなら
これ絶対やってほしい。で。黒越はどうかっていうと足の指ちゃんと開いてセックスしてて↓
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ヤッター!これで投票できるー!って真夜中、この本放り投げてバンザイしてめっちゃ喜んだ。
雑誌は転々としているが、編集は全て同じ人だと聞いて目頭が熱くなった。
その編集を飛んで行って抱きしめたい。(気持ち悪いとかいうない)肩組んで黒越陽の醍醐味と面白さを分かち合いたい。キャラの名前のいくらなんでもいい加減すぎるの(ねこちゃんニコちゃんうさちゃん)を目のあたりにし
「あ、黒越ってやっぱシンセイだ」と思った。黒越にはこれからまだまだまだまだまだエロ漫画を描き続けてもらわないと困る。8月からツイッターやりはじめたからみんなフォローしよう。

他に投票する人がいたら、そしてエロ漫画大賞を見始めた人には次のように言い聞かせたい。
そして次のように、俺は黒越陽を後世に言い伝えていく。

『黒越、いいだろう。 
 黄金時代メガストアの黄金世代、最後の一人だよ。 
 僕らの最後の希望さ。』 


個別えっち指導塾/ホロナミン
●ino.系から阿吽本誌に移った作家さんがおっぱいを描きはじめるのはヒットおなじみの光景だが、今回はそれが個人的に
クリティカルヒットというわけで一番のお気に入りはロリ物ではなく「少女性トライアングル」
幼馴染同士の三角関係という定番物だが、ダブルヒロインがお互いにごめんねと思いながらも主人公にエッチをせがむシチュがど真ん中にストライク。また、エロパートでこれはいいと思ったシーンはロリ物も含めて全て口の描き方が
とても良かったのでこれもホロナミン先生を気に入った理由なのかもしれないと思ったり思っわなかったり
だが真のお気に入りは描き下ろしの3.5話で、先生本職のちっぱいに加え巨乳をも物にしつつある感が伺えて素晴らしい出来でした

まるだしすたー/なかに
●多用される集中線!アへ顔ダブルピース!そして無言でプレイ!
間違いなく作者は狙って描いているけれども極めて実用的なのが恐ろしい。
2chのSSスレの如く極限まで記号化された兄と妹が己の全存在を掛けて性的に愛し合うその姿は古代の洞窟に刻まれた
ペトログリフの如きシンプルな美しさを思わせる。素直にこれはエロの漫画だと思った。イエスキリストがゴルゴダの丘を
経て蘇ったことは周知の事実であるが、なかに氏は大衆化し普遍化したアへ顔ダブルピースの概念を一度終わらせ、そして
再び蘇らせたといっても過言では無いだろう。同人誌として出版された連作と雑誌掲載短編をまとめて単行本化しているの
だが、ビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」のように不思議と纏まった印象を感じる。バンドで例えるならば
この漫画は、アンダーグラウンドシーンからスカウトされたアーティストがスマッシュヒットさせた1stアルバム。
そういう類の怪作。ただ間違いなく言えるのはこの1作目は初期衝動だけに任せて書かれたものでなく、作者の
「これがやりたい」という明確な意図に基づいているということだ。その辺りは後書きを参照されたし。
作者には既に確固たるスタイルがある。2作目以降が1作目の踏襲になり、自分自身の模倣に陥るのかどうかは今は分からない。ただ応援したい。プレイ。

少年甘落 ~雌捕らる少年の傷刻牢獄~ /七松建司
●おちんちんランドその1
短編集だけど充分使えた
空手少年調教話が最高

9月

おピンクヘルス 性母の福淫/吉村竜巻
●露出多めのシスター服を纏ったむっちりめで迫力ある肉体を持つ2人が風俗サービスをする全3話の表題作。
肉質の躍動感が迫力あって良い、1人は甘えさす姉系、1人は淫乱熟女系それがダブルで来る3話は圧巻。
1話、姉系シスターが早漏の客に優しく応じしっかりと性交へ導くあたりは正に聖母のようだった。感動する。
それ以外も4話目のJKヤンキー処女、6話目の不倫人妻。どれも肉とアガペーの融合って感じで心に残った。


豊満むっちりパイ/室永叉焼
●爆乳にその乳のデカさに見合うド迫力ボディが奇跡的なバランスで描かれていてとても良い。
肉感たっぷりの圧倒的エロシーンがとてもエロい。黒ギャルJKもノリが軽くて良かった。


とろける乙女/姫野こもも
●萌え絵でややハードめのHというのがポイント。なし崩し陵辱気味の話が多いが、
ヒロインが受け入れてしまうので後味悪い感じではないので読みやすい。
冒頭の5連作は、ちょっとヒロインの頭が弱すぎる気もするが、エロくて可愛い。


含羞のパフィーニップル/シオロク
●美少女JK2人が男子とエロいことで苦手を克服する話、自慰行為である能力でとんでもない展開になる話
呪いをエロで治癒する話など。女の子が清楚系で可愛いのに乳首が勃起するさまや変態的な濃厚なプレイがエロい。
かなり良かったのでこれ読んだ後に前単行本「スマホdeいいなり 従順カノジョ」も買って読みました。


はついくコレクション/イコール
●かつてエロ漫画界のみならず萌え系漫画に一大旋風を巻き起こした「ロリ巨乳」というジャンル。
今ではすっかり廃れてしまった感もありましたが、そんな現在においてロリというジャンルの底力を感じさせたのが今作。
当然ですが学園もの中心で、思春期の甘酸っぱい関係を描いているんですが、幼げに見える女の子全員巨乳という現実では
これこそ絶対にあり得ない桃源郷。まだ性に目覚めたばかりの男にとっては、同級生の膨らみだしたおっぱいこそが
性的興奮を刺激する材料だったりしますが、それが超巨大だったら!!まさに視覚的暴力であり、桃源郷。
桃源郷エイリアンですよ! ロリ巨乳というジャンルを守ってかなくてはならない。そう切に感じた一作


亡国魔王の星彦くん/なるさわ景
●なるさわ先生得意のかわいい女の子が一杯出てくる漫画の中でも最高傑作。
ストーリーに関しては割と突っ込みどころ多く、単行本になってもそれを修正しなかった点については悔やまれるが
引っ込み思案の星彦くんが敵対する天使をセックスで落としていくのは最高。しかもラブラブ展開。結局天上界と魔界の
抗争はどうなったとか、子供が魔王だったらまた同じことの繰り返しじゃんとか、いろいろ気になるところはありますが
抜けて楽しいエロ漫画ってなるさわ節を最高に発揮した一冊


ふらっぴー!/momi
●カワイイアクメ顔にだらしない巨乳、おバカなストーリーだけどしっかりとエロい。
いろいろ詰め込みすぎなようで違和感無く読める不思議な作品。
女の子がアホ過ぎるますがそれが受け入れられる人はいい夜のお供になるんじゃないでしょうか。 
みのり先生のラストのコマめちゃくちゃ可愛くて萌える。
エロシーンは結構ハードなのに逆レっぽいシチュが多くて男女とも満足して終わるから読後感もいいです。
オマンコーという日曜洋画劇場ででてきそうな単語がでるなら 「わんだふるうぉーず!」は
もう一度オマンコー部隊を結成したい。もう会うことは無いでしょう。
ってやりとりが欲しかった。


快感恋鎖/安部マナブ
●寡作ながらハイレベル。絵柄や構図がどれも丁度良く
乱交が多い割に見やすい部類で、尚且ついつでもどれでも使える普遍性がある。
それでもなるべく1対1のを多く描いてほしいけど。描いてて間が持たないのかな


ツマネタイズ/ゆにおし
●2016ナンバーワンにエロかった。前作から絵がうまくなりアクやエグみが抜けて読みやすくなった上に
ストーリー的にも女性上位から女性が性に溺れていくものが多くなったのも良い。
爆乳でムチムチの太ももや尻の肉付きの人妻がチンポに堕ちていくのがエロい。


  • 最終更新:2018-01-10 14:25:25

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