2016一票作の魅力
お待たせしました!ある意味優勝、一票作ページですどうぞ!!
1月
パートタイム マナカさん 若妻援助交際記/彩画堂
●本番OKな自称コスプレ喫茶でパートタイムとして働く人妻のエッチな奮闘記。不景気の煽りを受け夫の収入だけでは
やりくりできないヒロインの人妻は、自らもパートタイムで働き家計の助けとしている。
ひょんな成り行きからコスプレ喫茶のバイトの面接を受けると、実はそこは裏で売春斡旋をしているとんでもない職場で
優しい性格を突かれて、彼女はあれよあれよと女体でお金を稼ぐ世界へと引きずり込まれてしまう。
著者初めてのA5版成年コミックである本作だが、その内容はこれまでの作風を色濃く引き継いでいる。
というのはコンビニエロ「青年」誌の年齢層や職業層へ向けた作品作りがなされていると言う事で、
つまりはそういった社会人の意識する、現代社会の描写が前面に出されているということである。
過去作も人妻、派遣OL、予備校教師といった役柄の女性を題材として選んでおり、
それも見た目だけでなくその舞台背景まで確りと意識して描かれている。
本作ではお金に困っている人妻というデフレ社会を反映した題材を使用しており、
律儀に高額なLED電球を購入したり、高収入なバイト料金の張り紙に足を止めたりする人妻の様子や、
20そこそこで無職の青年の服装や100均のサンダルなど、細かな描写で風刺の様に現代の世相を伝えてくれる。
そんな中で貧困に喘ぐ人妻はどう暮らしているのかというリアルな妄想の末の物語を見せてくれるのが本作なのである。
絵柄については比較的実写よりで、性器については無毛で書き込みも少ないながら実にリアルで生々しく描かれており、
その部分だけを切り取り、見せられるようなコマ割りだとしてもとてもエロティックに感ぜられる。
これはなかなか他では見受けられない著者の個性であり、そして著者といえばシンプルながら卓越した精液の描写で、
こってりとした白濁液が事後のおまんこから流れる様子や、顔射でべっとりと張り付いた様子を、
汚らしさを感じさせずにエロティックに描く技術力の高さには毎回唸らされてしまう。
家族挿姦図/板場広し
●近親相姦ものの中編2編を中心にした単行本。前から思うんですが板場氏は近親相姦ものがうまいです
適度な距離を保ちながら、セックスシーンになるとたがが崩れるようにハメ狂う描写が本当にすばらしい
駄目兄貴が妹や姉を見返すためにセックスしまくる「崩壊家族」もいいですが
「血縁」のちょっと異常な姉と妹の確執とそれによって振り回される主人公の話は面白かったし、実用的に使えた。
智花姉ちゃんもかわいい
処女deビッチ/天凪青磁
●GW最終日に運命の出会いした。エロ漫画大賞参加10年目にして初の一月作品投票。ダブルでめでたい。
説明不要!子宮口がばっちり見えるエロ漫画。(しきゅう"こう"という通称を定着させたい誰か頼む)
この絵柄でこんなことやっててびっくらコいた。でも、くにくにした数々の子宮口を目にするうちに
やがて何もかもどうでもよくなり俺は考えるのをやめた。体中に深い射精感が残った。うれし涙が出た。他に嬉しかったのは
頤。最中に頻繁に頤突き上げる&事後頤突き上げてひっくり返ってビクンビクンしてるエロ漫画ってなかなかないんだよね。
作者は顔を書かなくていい・読者はカラダだけ見てればいい・そのひっくり返ってビクンビクンしてるコマで抜けばいいの
win-win-win表現技法だと思うがなあ(絶頂シーンも頤突き上げてるといいけど、それは編集が止めるんだろう)
5月はこれと1冊前のふわとろchuに夜を制圧された。(伝わるかなあこのニュアンス)
エロマンガを嗜み始めたころのような興奮ってか無修正がフツーだった時代を味わえるからとにかく読んでみろ。
こういうことを、今年後半にドカッと単行本出るだろうエグゼ作家陣がやってくれるはずだよね。
はずだよね(大声)
やれ!(豹変)
今年のGW5連休でこうしてまた、見たことも聞いたこともないエロ漫画にぶち当たりたい。
2月
ヒメゴトザンマイ/じんじん
●こちらもしばらく普通のエロ漫画を描いていた著者がフタナリに帰ってきた。
たぶん脳がちんこに存在すると思しき見目麗しいちんこ付き美少女たちの挿しつ挿されつは実に中毒性があります。
各作品に共通かつ特徴的な描写として「ヒロインが常識の殻を脱ぎ去る瞬間」を明示するシーンがあるのですが、
多分そこで読者も「こんなちんこまみれで抜いていいのか?」という既成概念を捨て去ることができるわけです。
実に見事な演出。あくまでも作者の巧みなテクニックに導かれた結果であって、私はおかしくない。
敗北少女/柳原ミツキ
●キルタイムらしいエグイものから選出。内容は魔法少女や女戦士やスパイが酷い目にあう短編集。
ファンタジー色が強い作品が多いが、読む上で必要な設定を絵と最低限の説明で上手に説明していて
内容が頭に入りやすい。ギャグや4コマを中心に、一般で活躍している作家だけあり、
読者に伝える情報の取捨選択の上手さは好印象。
エグイ内容のわりに、扉絵にギャグ漫画を挟んだりオチに工夫がある作品が多く読みやすい。
好きのサインは/うえかん
●ありそうで無かった画風だと思った。
キラッキラしてて健康的な肉付きでとても良い。髪の毛から超良い匂いしそう。
巻末の「あとがきー!」が可愛い。好き。
いつも孕ラ孕ラ 危険日ナマ姦日記/Drain
●おそらくこれに投票するのは自分だけだと思う。作者の同人誌を収録したフルカラー本。
内容はどの話も輪姦(クスリを使うことも多い)快楽堕ちの腹ボテエンドというワンパターンなのだがなぜか抜ける。
実は去年1年で一番使ったのがこの本なのだ。それゆえどうしてもこれをトップ5から外すわけにはいかなかったw
けっして絵が上手いわけじゃないんだがなぜかエロくて興奮する。エロ漫画の魅力は画力だけじゃないというのが
よくわかる。この本では一番可愛いヒロインの「薬妊天国」
おっぱいの大きな大人しい娘のいい話風「危険日!!地味なあの娘に強制種付け」が特にオススメ。
セイレーン ~強制催眠携帯~/よこやまなおき
●呪術や催眠で女性を言いなりにする都合の良い設定で押し通すストロングスタイル。
女性の意思を踏みにじり、あるいは意志すら奪ってオナホ代わりに使用するという
男性に根差す暗い欲望に忠実なストーリーに、有無を言わせない力強さがあった。
初エッチは妹でした/潮風サンゴ
●タイトルがストレートでいいですね。何も前情報のないとき、漫画を読んでみようか否かを左右するのはタイトルだったりします。そのタイトルから我々読者は内容を想像し、購入します。で、購入して導入部分が「自分が人生で唯一突っ込んだことのある、二歳年下の実の妹のおまんこである」ですもん。完全につかみは、オッケーって感じです。奥手の兄が彼女の写真を見ながらオナニーしてるのを見て、妹のミサトちゃんは、練習させたげる、と肉体関係に突入。お気に入りのシュシュでちんちん手コキしたり、パンツと尻の間で射精させたり、ちょっとマニアックなプレイがいいですね。兄から身をひこうとするもあきらめきれない妹のミサトちゃんが、けなげでかわいかった。
僕はバイブで彼女はオナホ/史鬼匠人
●叙情派エロ漫画家として、TIネット作家の中では楓牙氏に匹敵するレベルまで来ているのでは
今回も叙情と哀愁漂う作風で特に表題作でもある「彼はバイブで、私はオナホ」は名作で、オナニーが大好きな2人が
いろいろな経験を経て好き同士になるまでが濃密なエロ描写を伴って丹念に描かれています
最後の最後まで言葉で「好き」と言えないもどかしさも本当に美しいし
「ジュリエットの苦悶」の鉛筆で書いたような画風?も凄い映画的に見せ場を作っていく感じも
エロ漫画界では新鮮で効果的だなと思います。
吸血女教師の眷属性活/飛燕
●台湾出身のドスケベ・ゴージャスボディマスターこと飛燕先生の二冊目。
とにかく乳、尻、汁、全てがエロい。年上の女性に甘く攻められるのがたまらない人や
平本アキラや聖少女らが描くようなセクシーでムチムチした女性が好きな人に激しくオススメしたい一冊。
ちぇりーくらいしす/平間ひろかず
●大人のオモチャ屋で後輩を誘う先輩とか、メガネ巨乳ロリっ娘とだついゲーム勝負とか
酔ったふりしたお持ち帰り娘とか、ミステリアス双子とか、もうツボにはまるシチュエーションばかり。
女性のほうが積極的でうれしそうにHするのがとてもよい
はつこいパーティー/つかこ
●やわらかい大きなおっぱいを使った着衣パイズリが多目で大変良い
しかも最後まで全裸にならないのがさらにいいですね
3月
求愛メンタル/朝峰テル
●長編[リィンシールへようこそ!] と4本の短編で構成されている。
長編[リィンシールへようこそ!]についてのみレビュー。
高級裏風俗で働くヒロインと、とある事情で客として店を訪れた大企業社員の関係を描いた作品。
店の中で他の客や女性キャラも出てくるアブノーマル寄りの内容と、店外のふたりの関係が両方書かれている。
店の外のシーンも上手く描いているため、店の中のシーンの背徳感や非日常感が増している。
読み物としても、続きを気にしながら読めた作品。
女性キャラクターの人数も多く多人数のシーンが好きな人にもお勧めできる。
純愛モノオンリーの人には勧められないシーンが多い点は注意。難点はヒロインが風俗で働く羽目になった理由と
物語の随所で出てきた会社の資金繰り問題について説明なく終わったところ。
ヒロインが記号ではなく人物として描かれていた点や、現在の自分の現状を問題視しているシーンも書かれていたため、
説明がないのは読み物として見ると問題がある。
エロシーンを一部削ってでも伏線の回収をした方が、他のエロシーンの情報密度が増して良かったと思う。
リストは発売日順に書いているが、この5冊の中から1冊選ぶなら本作を推す。
愛蜜キャラメリゼ/212
●とにかく絵が上手い。1番抜いたのは「ヒミツの学び舎」冒頭のDQN男とのH。
表紙で損したのかとらの年間ランキングでかすりもしてなくてショック!
気まぐれ花びら/れぐでく
●快楽天ビースト掲載作品の氏の初単行本。女の子がその場のノリで流されたり男を誘惑したり…な内容。
ただワニマガ作品にしてはすっきり目な描きこみのためかダークな雰囲気はあまり無く
むしろポップでライト。ヒロインも見た目エロく妖艶でありながら可愛らしさがうかがえる。
ごちゃついたり暗い雰囲気のエロ漫画があまり好きでない自分も安心して見れました。
個人的おすすめは、関西弁ヒロインの「見たい!見せたい!感じたい!」
関西弁で男の子を誘惑する様子やたらと可愛かった。
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- 最終更新:2017-12-10 05:26:47