2017一票作の魅力

今年もやってまいりました。ある意味優勝、一票作品ページです!どうぞ!(最下段から次ページ)

※実験的に「新人」「新人賞」コメントを緑字にしてます。他の年度でもやろうかと思います。

1月

あばたー☆とらんす!/加藤じゅん
●仮想空間を舞台にしたTSもの。この手の設定はプレイ内容にムチャが効かせやすいこともあってよいTSが堪能できる。
それだけに後半は現実世界の割合が増えるのがちょい残念でもあり。
とはいえ単純な実用性なら今回ベストだったので、何としても続きを描いてくれやがり下さいお願いします。

初恋すぷらっしゅ!/Dr.P
●これまでは竹書房とかでライトエロの範疇だったんだけど、ホットミルクに移ってやっとエロ漫画大賞の対象に。
話についてはライトエロの時とあんまり変わらずフェチ度の高い話が多くていいですね。
登場人物もいろいろ相関関係があっておもしろいし。

2月

こわしてあそぼ/仙道八
●ダークな陵辱・バッドエンド展開ばかりなので万人におすすめとは言い辛いが
純愛和姦ばかりじゃもの足りない!刺激のある作品が読みたいって人にはおすすめ。
ヒロインが絶望してENDのような、このあと悲惨な目に合い壊れていく想像の部分を読者に委ねられており
救いが無いと思わせる読後感のインパクトはなかなかのもの。
単純にストーリーや演出等漫画として面白い&絵柄も肉感的で可愛らしくてエロい。
まちがいなく2017年ダーク系の良作として推せる一冊だと思う。

彼女の雌顔/三上キャノン
●毎度安定の割とバラエティに富んだ短編集。ヒロインは20~30代のOLor主婦で固められているが、
元体育会風の筋肉質グラマーもちらほらいてなかなか新鮮。アクションピザッツ系というと某チャーリー英丸
彩画堂あたりに代表される固定ファン向けのストーリーはこの程度でいいすか的なのがメインっぽいが(偏見)
三上先生はそっちに染まらず頑張っていただきたい。

金曜日の母たちへ/児妻
●母子姦作家児妻の3年ぶり2冊目の単行本、前作は1冊で1つのストーリーだったが今回は連作短編集。
とにかく体格差が良い、柔らかい慈愛の壁のような母親が我が子ふんわりと受けとめるような図式が良い。
1話目マザーコンドーム、検尿とともに検精という精子の検査がある設定。
アホな子供が出掛けに検査を思い出し慌ただしい朝の中射精の手伝いからなし崩しに性交するややイカれたお話。
母は呆れながら子は文句言い言い身体を弄りつつも加速度つけて乗り気になる様がテンポ良い。
ラスト検査の為に検尿の四角いカップにだらしない格好で精子をそそぐ母の肢体がまたいい。
基本抑えた母子もありつつ大家族7P母子姦というえらい事態の3話目母子子子子子子相姦は中々のチャレンジ。
王道変化球兼ね備えた連作をどこもかしこも大きいそびえる母親の肉体が支えている個人的には今年一の傑作。

人妻×寝取られ/ぞんだ
●2017年の新人賞
話については発展途上と言うか手探りと言うか、まだ慣れてない感じがアリアリながら
特筆すべきはエロについては既に自分の型をガッチリ持っていること。
女性が困っているだけでいやらしいとか、下腹部から太腿にかけてのラインとか、
大股開きで中田氏フィニッシュからの抜いた後に垂れてくる精液描写とか
基本をしっかり押さえつつ自分の強みとして昇華しており今後に非常に期待が持てる。
敢えて課題を挙げるなら体は文句なしなので、後はもうちょっと顔の作画が安定すれば…
という企画ものAVみたいな雰囲気も含めて楽しめるなら是非。

だれにもいえないコト/岡田コウ
●『めんどくさい!』が個人的ベスト。お互いにエッチな展開になることを期待しているはずなのに
自分が主導権を握りたいがために一歩踏み出せない二人の心情はリアリティに富んでおり
そこから自然な流れでエッチへと進んでいくさまはどすけべとしか言いようがない。
あくまでも理由が欲しい女の子の、素直になれなさが可愛らしい。岡田コウ先生は大ベテランで
支持も厚い作家なので今更色々説明するまでもないが、エロ描写のねちっこさは本作においても健在だ。

恋染まーきんぐ/オクモト悠太
●2018年俺が選んだエロマンガ美尻賞。
『しあわせの乳絵師』とオビにありますが、自分は『しあわせの尻絵師』だと思います。
タカビーも人妻も後輩も美麗で丸いお尻にバックから。
乳にやすらぎを求めるか尻に高ぶりを覚えるか本能と煩悩のおもむくままに。
ああもちろん乳も良いですよ。イチオシは浴衣娘。

3月

白濁の苑/きひる
●思春期直前に年上のお姉さんに筆下ろししてもらった仲良し少年グループが成長してもハマり続けている
ただそれだけを描いたほぼヤるだけ連作群。いつか独占したいとは思いつつも「この女性は自分の手に余る」ことを
はっきり理解し、でも都合よくやることはヤらせてもらっているという、実に無責任な男の妄想と欲望を流麗な作画と
コマ割りで余すところなく描き切っている。エロ漫画ならではの、紛れもなくただのヤリマ〇なんだけど透明感のある綺麗なお姉さん…平たく言うと清楚ビッチ最高!

淫ら姉と熟肉妻/gonza
●紙からも激しい主張があったが本編も相当の陰毛描写、陰毛に次ぐ陰毛。
見るだけで“もっしゃ~”とオノマトペが踊るような密に生え淫美にカールする陰毛の一冊です。
若干濃い絵柄で体つきもややリアル寄り、はっきりくっきりとした乳輪は好きなある種の人間を惹き付ける。
個人的に去年の新人の中で一番次作を気にしている作家。
たださほど厳しめでない消しのわりに挿入前局部を強調してしっかり見せるような構図が少ないのが少し残念。

おこさまばすけっと/全裸屋敷
●キレッキレのギャグと密度の濃いエロで今年一番の伏兵だった一冊。
エロメインからひたすらギャグ進行の作品までふれ幅は大きいものの、
どの作品も笑いが抜きの邪魔をせず、しっかり使えるのは地味に凄い。
ギャグの破壊力は相当な物で田倉まひろ先生が好きな人ならきっと気に入るはず(断言)
特に田島さんシリーズは反則級で、WASSHOIからの1 1 1 9999で堪えきれずにふいてしまったw
ちなみにお気に入りはお前女だったのか物の2作、どちらも文句無しの出来でした。

ヒミツの☆おもらしずむ!/鳴海也
●今年のおしっこ枠。
タイトルに偽り無し、約束されたダム決壊に勿論便器なんて不粋な物は出てこない。
ヒロイン全員男の子の目の前で漏れなく漏らすパラダイスな一冊。
欲を言えば「おもらし恥ずかしいよぉ」だけでなく、
「でもおしっこ気持ちいい…」を一粒加えてくれればパーフェクトだったかなと。
あー!俺もズラパンの奥から放たれる命の水をビーカーで受け止めてその温かさを感じてー

あっ…ニュルってはいった…/鉢本
●アホの子は好きですか。私は好きです。
メンヘラは好きですか。私は好きです。
毛が濃いのは平気ですか。私の好物です。
よし読もう。

4月

ひみつ/内藤らぶか
●JCの名手内藤らぶかが送る2nd!
この人はほんと女子中学生の心理が女子中学生っぽいの
Juicyはなくなったし失楽天も一冊出した後音沙汰ないのでどうしてるかなーと思ったら
ヤングチャンピオンでチロの跡継ぎとして作画やるらしいのでがんばってほしい
「プールでかのじょと!」のカプがすごい好きなんですけど「高嶺の花」もすごい好き

快楽人形イデオロギー/冬扇
●ファンタジー物が得意な冬扇先生の二冊目の単行本である。
本書は複数のファンタジー作品の読み切りで構成されている、凌辱物が多い短編集である。
敵魔術師に体を球体人形に変えられてしまう魔族や女戦士物などキルタイムブランドの単行本らしい内容のものが多い。
収録作品の中でもおすすめは、表紙絵のサキュバス尋問官が捉えた少年貴族を尋問する[Prisoner of succubus]だ。
女性優位なオネショタものとしてはじまり途中からの逆転劇を含めファンタジー設定を活かした作品に仕上がっている。
気怠げなサキュバスが少年に興味をしめし、おちるまでの様が上手くまとめられている。
ファンタジー色が強く、設定がしっかりとしたダークな雰囲気の短編集が好きな人に薦めたい一冊である

近親痴漢白書/沢尻メロウ
●主人公が出会い系?痴漢サークルで相手を間違えて妹を痴漢してしまって…という始まりから
インモラルな欲望に翻弄される主人公と妹のストーリー。筆者の前作が割と甘甘系のエロ漫画だっただけに
だんだんとダーク展開に墜ちていくのが「これが見たかったんじゃない!」と思いつつも
その展開にふさわしいエロ展開に興奮。なんだかんだで今年のベスト5に入れました。
サークル員がバス借り切って乱交セックスするシーンは2017年エロ描写シーンで私が一番好きなシーンでした

♯ふつうのおんなのこ/ゲズンタイト
●これは最後まで投票するかどうか迷った。
だってこれで抜いた事は一回も無い、むしろ抜こうという考えに辿り着かないんだもん。
だけどその異常なセンスに負けて結局ランクインさせてしまった。
ド〇え〇んの主要キャラ全員性別が入れ替わってるのに、
そこから更に、男に飽きたからチンポを移植したス〇夫♀とか勇者にも程がある。
完全オリジナル作品はもっと頭が痛くなるような世界観の作品ばかりで
ゲズンタイト先生が変なのか、ドイツ人が変なのか一度問いただしてみたいところ。

搾精カーニバル/タカハシノヲト
●「都会っ子とケダモノ」が好き。おねショタと思わせての一転攻勢だけど双方照れているのが良い。
精一杯の愛の言葉を囁くショタも良いし即落ちするおねもまた良し。
安易なアヘ顔ダブルピース調教オチにならずに甘酸っぱく終わらせるバランス感覚が秀逸でとてもえっちだと思った。
この人の描くキャラ、男女ともに眼がぐりぐりしてて可愛い。好き。
単行本タイトルに恥じず女性優位な短編が多い。んだけど雑誌で読んでて好きだった短編が収録されてなくて悲しい。



  • 最終更新:2018-02-03 00:57:46

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